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女子スポ少選手権大会③

  女子スポ少選手権大会②の続き   そして、 31-33 と長岡京リードで迎えた第4 Q   モモ・アヤ・ココ・メイ・ミユのベストメンバーで挑みました。 全員が本当に集中して、自分に今できる事を精一杯の力を出しており、どの場面を切り取っても全てが興奮と感動を与えてくれる。そんな試合でした。 一進一退を繰り広げましたが、最後はエースのアヤが堂々と真ん中から切り込んでのバスケットカウント、ワンスローもきっちりと決めて逆転。 1点リードで残り時間 30 秒足らずとなりました。 祈るように残り時間が早く過ぎることを願う中、 この日本当にリバウンドで光ったメイがディフェンスリバウンドを必死でもぎ取りモモにパスを通しました。 モモが冷静にキープの指示を出して梅北ミニ、まさかの長岡京相手に勝利のブザーを聞くことができました。   女子初の優勝の賞状、受け取り方すら分からず緊張してましたが、本当にみんな良い笑顔です。 ひとりひとりが梅北ミニ女子のテーマである『負けないこと、投げださないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと』を体現してくれた素晴らしい試合でした。 本当に心からミニバス面白い!!と思わせて貰える試合を久々に見せて貰ったとコーチ陣全員が満足の1戦でした。   次はサマー大会。負けたら終わりのトーナメント戦です。 どこまで行けるか梅北ミニの挑戦はまだ続きます。 皆でひとつになって頑張ろう!!   梅北ミニでは現在もメンバーを募集しております。 日常では得られない興奮と感動の体験をお約束できます。 興味のある方はメールにてお問い合わせください。

女子スポ少選手権大会②

  女子スポ少選手権大会①続き ハーフタイム、チリチリとした追い上げムードにも林コーチは焦ることなく選手達のメンタルを上向きにする声かけをつづけられ、皆笑顔を見せながら第3 Q に向かいました。   第3 Q  アヤ・ココ・メイ・ナオ・ミユ ディフェンスではアヤがミスマッチでの守りに苦しむ中、オフェンスではココが光り単独速攻でのレイアップを決め空気を盛り上げます。その後も1対1の場面で引かず攻め込み、バスケットカウントを獲るなど気迫に満ちたプレーが続きました。 また、ミユが粘り強くディフェンスをして相手のトラベリングを誘ったりルーズボールには果敢に飛び付いてチャンスを逃さないよう頑張り、ナオはゴール下へ果敢にドライブで攻めフリースローを獲得したりと、全員が積極的なプレーで頑張りました。 手に汗握る展開でしたが第3 Q を 9-14 で終え、遂に逆転された形でラスト Q を迎える事になりました。   実はこの第3 Q  陰の功労者はベンチのミホウ・リン・コヨミでした。 相手が逆転のシュートを決めたその瞬間、溜まっていたフラストレーションの解放と言わんばかりの歓声が相手ベンチと応援席から上がりました。 自分もプレイヤーだった頃何度も経験した大きな流れが起きる瞬間の歓声の力。 更にその直後梅北のスローインをカットされ、そこからバスケットカウントを穫られ潮目が完全に変わる空気が漂いました。 その時、まだ幼いながらもその嫌な空気を察したリンが私に問いました。 「コーチ、これってヤバい?」 ハッとして言いました。 「完全に流れを持って行かれる前に出来ることをしよう!こう言うムードの時にベンチが静かになったら一気にいかれちゃう、リンちゃん皆で盛り上げて!!」と告げると 「わかったー!!せぇーのっ!!」 可愛くてよく響く高い声で 「ディーフェンス!!ディーフェンス!!!」 「いっけー!いけいけ!!いけいけ梅北っ!!!」と3人が本当に、一生懸命声で闘ってくれていました。 この子達の応援の声はコート上でも聞こえていて、飲まれたらあかん、諦めたらあかんと思えたと6年生達は言います。   「コーチ!これ、すっごく良い試合だよね?」 「良い試合やんねっっ!!??」 小さな3人も感じ取る、全員が1つになって必死で闘っているということ。それ...

女子スポ少選手権大会①

こんにちは、京都のミニバスチーム梅津北ミニです。 お久しぶりでございます。 2022/7/4 (日)女子のスポーツ少年団選手権大会が行われました。 今回は修学院さん、長岡京さんとの総当たり戦です。 1試合目の修学院さんとの試合では梅北は勝てたものの、雰囲気のあまり良くない試合になってしまいました。 試合後に林ヘッドコーチから 「1試合目あんまりええ試合やなかったなぁ。表情も悪いし観ていても全然楽しくなかった。 ひとりひとりが『私がここを諦めず頑張れば良い流れを作れる』っていう覚悟とか責任感、良いプレーが出たらお互い喜び合ったり仲間と支え合うような気持ちを持つことがまだ足りない。勿体ない。コートの中でもっとコミュニケーションを取ったらええやん。仲間なんやから!」と叱咤されました。 キャプテンと副キャプテンを任され、得点源としてコート上の空気を作る中心となっているものの、上手く行かなかったり何か不満があると姉妹でケンカを始めてしまう双子のモモアヤが休憩中に仲間たちに今まで無かった向き合い方をしました。 キャプテンのモモは 「怒った顔してプレーしてごめん。なんでもっと皆でディフェンスしてくれんの?って思ってしまったんよ。2試合目はそんな顔せんと頑張るから…」と泣きながら謝り、その裏にあった正直な思いを伝えました。 まだまだ伝える側も受け取る側も下手くそで、誰も何も言えない所を祐子コーチが 「モモが伝えたいこと理解しとる?もっと皆でがんばりたいって事やろ?ちゃんと返事したりぃや。」とフォローを入れてバラバラになりそうなメンバーを食い止めてサポートしておられました。   その後、ずっと黙っていたアヤが試合直前に 「実はな、こんなん言うたらあかんて思って我慢して頑張ってたんやけど、、何でか理由が分からんのやけどこの前の試合くらいから1対1に行くのちょっと怖いねん。いつもやったらシュートまで行く所で怖くなって急にパス出してしまったりしてまうねん…。急やから悪いパスになってまうし、シュートも自信無いから落としてまう…。ごめん皆に助けてほしい…。」と弱音を吐きました。 早くから男子に混じって試合にも出て、チームのエース的存在で頼られてきたアヤの意外な告白に一同驚いた顔をした後、ひとりひとりの瞳に今までとは違う力が宿るのを見ました。 いつだっ...